“軽量化”についてお話しさせていただきます。
最近よく建材としても使用される機会が増えてきたチタン。
耐食性・耐久性が 非常に優れている金属としても有名ですが、
建材として使われる理由にはもうひとつ大きな理由があります。
それは「軽い」ことです。
今までステンレスが使われていた部分や、
屋根に使われていた瓦の代わりとしてここ最近採用が増えてきました。
事例として、まず浅草にある「浅草寺」の屋根です。
(※こちらは弊社の材料ではございません。)
「多くの方が訪れる場所なので、災害に強いものを」
というお施主様からのご要望により、日本瓦からチタン瓦に替えることで
屋根の重量を約1/5に軽減、耐震性をさらに向上させたそうです。
次に、弊社の材料をご採用いただいた、熊本にある「龍王神社」の屋根です。
超繊細意匠研磨技術と先進の真空技術による、軽量で高耐食な
「IPゴールドチタン」を使用しています。
非常に高い耐食性と耐久性があり、非強度が高く丈夫です。
耐傷つき性にも優れており、繰り返しの清掃にも損傷することがありません。
そして黄金色の光沢は、チタンでしか表現することのできない
チタンゴールド色です。
また、ステンレス鋼でも軽量化ができる二相ステンレス鋼「NSSC2120」等もございます。
SUS304に比べ、NSSC2120は耐力が大きい為
高強度を活かした薄手軽量化が可能となるのですね。
弊社でもたまにこの材料を研磨させていただくことがあるのですが、
具体的な施工例として今後お知らせすることができればと思います。