【チタンの重さ】チタン比重計算 チタンは、海水に対しての絶対耐性のある金属です。 加えて、鋼や鉄より軽量で、生体適合性が高く人体や環境に優しい金属です。 最近では、瓦をチタンに変えることで、長期耐久性と軽量化を図り、 耐震性を向上させている事例も多数生まれてきています。 そこで今回はチタンの重量についての計算方法をご紹介します。 まずは比重のお話しから。 比重とは、対象物質の密度と基準の標準物質の密度の比です。 公式で表すと『比重=物の密度÷水の密度(約1.00)=物の密度』となります。 〈チタンの比重は4.51です〉 さて、次にチタンの重量計算方法です。 まず 単位を㎜で統一します。(板厚が㎜のため) 次に、縦・横をⅿに変換します。 計算式は以下の通りです。 A(㎜)/1000 x B(㎜)/1000 x C(㎜) x 4.51(比重) =重さ(㎏) では、計算式に当てはめて実際に計算してみましょう。 例えば、900㎜ x 2000㎜ の板で 板厚が2㎜とします。 <計算> 900/1000 x 2000/1000 x 2(㎜) x 4.51(比重) = 0.9 x 2 x 2 x 4.51 = 16.236㎏ となります。 基本的に体積を出して比重をかけるだけですが、 最近は切板や形状のある板材、穴あきパイプなども増えておりますので、 材料を展開して計算することも増えています。 ぜひご活用いただけますと幸いです。