ビーズブラストとサンドブラストの違い

ビーズブラストとサンドブラストの違い

ブラスト処理にはいくつもの種類があり、

ビーズブラスト、サンドブラスト、ブラストなど…

ごっちゃに表現されることが多いです。

 

明らかに装飾用途なのに「サンドブラスト」と書いてあったり、

明らかに塗装剥がしなのに「ビーズブラスト」と書いてあったりと

結構市場ではごちゃごちゃです。

 

簡単に違いを説明しますと、

ビーズブラストは球体のまるい球をぶつけます。

サンドブラストはトゲトゲのセラミックをぶつけます。

写真上がビーズブラスト、写真下がサンドブラストです。

色合いが全然違いますし、それぞれ特徴が異なります。

 

 

一般的なビーズブラストとサンドブラストの特徴を説明すると…

 

■ビーズブラススト

貴金属の艶消しのように、煌めきと曇った表面が美しい装飾向きの仕上げです。

 

■サンドブラスト

ざらざらとした表面できらめき等の光の反射はありません。

塗装や接着剤がアンカー効果でしっかりと食いつきます。

 

手垢や汚れはサンドブラストの方が激しくつきます。

 

また、ステンレスの場合、屋外でのもらい錆を懸念するとビーズブラストが推奨です。

それでも、マットな質感で表現したい!という方は母材をチタンにされてください。

錆びないですし、実際にチタン瓦はアルミナブラスト(サンドブラスト)で作られております。

 

いかがでしたでしょうか。

もっと詳しく知りたい方は下記リンクよりご覧いただけます。

ブラスト加工とは?特徴とよくある問題点を解説